ダイオウイカを世界で初めて撮影したNHKの深海撮影チームが潜水艇で調査し、シーラカンスを24時間体制で調査する様子が放送されました。
シーラカンスって群れるんですね笑
宇宙より解き明かされていないという深海。
植物プランクトンが光合成できなくなる水深200m以深を指すとされています。
我々スクーバダイバーの到達した最大深度は332mという記録があります。
何が難しいかってそりゃあ水圧です。
体にかかる水圧ではなくて、呼吸に使うガスにかかる水圧が問題です。
窒素が原因のガス昏睡は水深30mから発生することが多く、90m付近では判断能力は失われるとされています。
エンリッチドエアで窒素を薄めたとしても酸素中毒が問題になります。
ここまではオープン・ウォーター・ダイバーで習うところですね。
ちなみに深海に行こうと思ったら酸素濃度は4%が最大らしいですよ。
窒素と酸素を薄めるためにヘリウムを混ぜたトライミックスという混合ガスを使うのですが、ヘリウムも深度150mから高圧神経症候群というリスクが発生します。
大変ですね。深海に行くって。
深海の方からこっちに来てくれたら良いのにね。
ご安心ください。
キテマス、深海。
伊豆の海にご用意してあります。
今年は西伊豆、東伊豆、湘南エリアまで冷たい潮が来てくれているおかげで普段は深海でしか会えないような生物が姿を見せてくれています。
キアンコウ
西伊豆は大瀬に井田、東伊豆は我らがヨコバマでも出現。まさかの葉山にも現れて話題になっています。
ダンゴウオ
ここ数年関東圏ではなかなかお目にかかれない伝説のアイドル。
その小さな姿を求め、何人ものダイバーが踊らされてきました。
今では東北や鳥取に足を運ぶダイバーもいるとかいないとか。
ところが今年はついに神奈川県城ヶ島に復活。しかも最も尊いとされる天使の輪付き。
※写真はパパラギが誇るコンデジマスターのスタッフ伊東が撮った赤ちゃんダンゴウオです。
カガミダイ
深海魚のメッカ、大瀬崎に出現。今年は深海からの使者を追う「浮遊系ダイブ」は不発だったようですが、きっちりレア物が現れるあたりは流石です。
大瀬崎の現地ガイドさん達も見たことない、もしくは会うのは2回目というレベルのレア度でした。
水温が上がり始めるまでここ1ヶ月くらいがリミットかと思います。
深海に触れるなら今です!
予定表にあるツアーからリクエストツアーまで、ご参加お待ちしております!