パパラギ東京店 ブログ

我が家の食卓。

じゃ、ないですよ。

こちらは三浦半島・城ヶ島ツアーの宿で出た夕食。マグロづくし!!!
三崎口はマグロで有名ですよね。

うちの食卓はこっち。

近所のスーパー。なんか恥ずかしいので画像は小さくしてあります。

こんにちは。サステナブル栗原です。

stay homeで行動制限がある中、家での夕食は幸せを感じる瞬間です。
でも2ヶ月も海に行けないってジレンマ。。

もぐ もぐ もぐ

食べながらふと、そういやこの刺身なんだろ?どこで獲れたんだろ?って思うようになりました。今まで食べたマグロの数なんて覚えてないけど、びっくりするくらい知らないことに気づきます。三崎のマグロはなんだったろう?ちょっと調べるとクロマグロ、ミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロが三崎では水揚げされるようで、自分が食べたのはなんだったかな?メバチかキハダって宿の旦那さんに解説してもらったような〜。食べたマグロもログ付けしときゃよかったな〜。しまったなぁ〜。

もぐ もぐ もぐ

今食べてるスーパーのマグロはなんだろう?ラベルに表記あったかな?いや寿司の詰め合わせにそんなのないよな。Wiki先生によるとマグロは熱帯〜亜熱帯、温帯にかけての海を回遊していて全世界にいるらしい。このマグロはどこを泳いでいたんだろう?

ちなみにマグロの泳ぐスピードは時速80km!っていうのは最新の科学で間違いと分かったそうな。バイオロギングという手法で計測するとマグロの巡航速度(一番省エネで泳ぐ速度)は時速7kmらしい。瞬間的に出せる最大速度は巡航速度のおよそ34倍だそうだから、つまり界王拳を使っても最大28kmまで。

この手法でいろんな生物の泳ぐスピードを計測した話が面白い。カジキは時速100kmなんてとんだ大間違いで実は時速2km。魚類最速はホホジロザメで時速8km

時速8kmっていうと、人がかる〜くジョギングするくらいのスピード。陸の感覚でいるとなんだってなっちゃうけど、水中では空気に比べると800倍もの抵抗がかかるのでこれは大変なスピード!プールでウォーキングすると大変だもんね。

魚類は変温動物。でもマグロとホホジロザメは周りの水温よりずっと高い体温を保つ特殊な生理機構を持っているそう。体温が高いということは代謝がよく筋肉をよく動かせる、尾びれをビンビン振って早く泳げる。

代謝がいいのか。うらやましい。

もぐ もぐ もぐ

マグロは赤身だけど、ホホジロザメも赤身なのかな?サメは白のイメージだけどな。ちなみに自分の筋肉は赤身か白身か?

またバイオロギングの手法を使うと生物の行動範囲も分かるそうで、神子元島のハンマーヘッドシャークと与那国島のハンマーは同じ群れかもしれない、という仮説と研究も進んでいるそうだ。なんだかワクワクするお話!

夕食に魚が出ると四方八方に海が広がります。

食卓の足元に海が広がってテーブルと椅子がボートに早変わり、そのままバックロールエントリー!!

すると怪我しますから気をつけてくださいね。

今日の夕飯はチリ産の鮭。あそこはペルー海流で寒流だからドライスーツかな。

あ〜海が待ち遠しい〜。