パパラギ東京店 ブログ

こんにちは!伊東です🙋

暖かい日も増えてきましたね☀

部屋の中にいても、雨の音より光が室内に入るだけで気分がよくなるものです!

5月ごろから紫外線も高くなる季節。

以前、小笠原に潜ったときの話・・・。

クマノミが真っ黒!

小笠原のクマノミ

これも紫外線によるものと聞いたことがあります。

太陽の光、紫外線が魚たちにまで影響しているとは驚きです・・・。

 

よく考えてみたら、深海にいる生物は赤いものが多いですよね。

キンメダイなんかはいい例だと思います。

魚の色が赤い→

太陽の光は深くなればなるほど赤色が吸収される→

赤色は水中で黒く見える→

捕食者からめだちにくくなる→

赤い魚が多い

ってことです。

へえ~と思いながら調べておりました✨

キンメダイ

そんな魚たちの生活に関わる紫外線ですが、もちろん我々も気になるところです。

 

近年、フロンガスや亜酸化窒素が原因でオゾン層が破壊され、オゾンホールといわれる穴があきUV-Bが地表に届くようになってしまい、地表にはまったく届かないといわれていたUV-Cさえも、標高の高い山頂では確認されるようになってしまいました。

 

去年から今年にかけて、

日焼け止めに含まれるオキシベンゾンやオクチノキサートなどの化学物質が、サンゴやその他の海洋生物の遺伝子を傷つける原因として注目されており、

それらの成分を含む日焼け止めの使用や販売を禁止するエリアが出てきています。

ハワイは販売禁止だったり、パラオは使用&販売禁止等・・・

また多くの記事では、サンゴを白化を促すという記事が多いですが、貝類や大型のシュモクザメやイルカやカモメからも科学物質が検出されているという研究結果も見かけました

イルカの体内にも紫外線吸収剤が?

この2つの紫外線吸収剤を有した貝類や魚類を人間が口にしているかもしれないということ・・・。

この紫外線吸収剤は、SPFの高い日焼け止めなどにはほとんど配合されていて、紫外線を一旦吸収し、熱エネルギーに変換して放出させる成分で、「紫外線吸収剤」としてSPF値が高い日焼け止めに多く使われています。

また、日本では『オクチノキサート』は『メトキシケイヒ酸エチルヘキシル』という別名で呼ばれている成分。

また日本で紫外線吸収剤としてよく使われているのは他にも

t-ブチルメトキシジベンゾイル

メタンオキシベンゾン-3

です。

パッケージを見るときは確認してみてくださいね。

 

海に潜る際は、日焼け防止のシャツ例えばラッシュガードなんかを着用するだけでも紫外線は防止できますが、

他の方法としては、酸化チタンや酸化亜鉛などミネラル由来の日焼け止めを使う方法があります。

また、紫外線吸収剤を使っていないという意味でノンケミカルと表示している日焼け止めもあります。
裏の成分表まで確認する時間がないときには、「ノンケミカル」と書かれているものを選ぶのをおすすめします。

ノンケミカルや、サンゴにやさしいとうたっている商品をぜひ探してみてください!

 

パパラギからも、これらの化学物質を含まない「海にやさしい日焼け止め」を販売しています。

オイル感の少ない、なめらかな塗り心地と、マリンの香りで使い心地にもこだわったクリームです。
海を愛するダイバーも、これなら安心して日焼け対策ができます。

化粧下地としてお使いいただくのもおすすめです!

詳しくはこちら→パパラギエコ活動宣言!

紫外線吸収剤を使用していない日焼け止めは、特に、塗りなおしするのがコツ!

日焼け止め製品の一部は、水に入っても効果が維持されると防水性をうたっていても、タオルで水をふき取った際に最大85%が取れてしまう。

このため、泳いだり汗をかいたりした後や、激しい運動や体をこすった後は塗り直す必要があります。

  • 外に出る15~30分前に塗り、乾く時間を確保
  • 外に出たら時間を置かずにもう一度塗り、見逃した部分がないようにし、ローションの厚みが十分あるようにする
  • 少なくとも2時間ごとに塗り直す。泳いだ後やこすり落ちてしまったと思う時にも塗り直す

紫外線吸収剤が入ってなくても塗りなおしがこまめにできれば問題ないと思います!

できることから始めてみませんか?

と、いうことで日焼け止めについて少し語ってみました!

来週はなんのネタにしようかな・・・以上、のぞみでした🙍

明日は、Mr.薮崎の登場です!お楽しみに~🎤