パパラギ東京店 ブログ

こんにちは。
いいとも水曜レギュラーで、ミステリーハンターで、プロフェッショナルなんちゃらの栗原です。この3週間で番組が目まぐるしく変わるので、なかなか忙しいです。(日曜担当のせいです。)

さて、さっそくですが、パパラギには仕事の流儀があります。

チャーン。

「遊ばざるもの働くべからず。」

そんなわけで、休みの日でも、全力で大好きなダイビングをしております!

メキシコ、ユカタン半島にある世界的に有名なダイブサイト「セノーテ」で遊んできました!!(もちろんコロナが流行する前の話ですよ〜。)

「セノーテ」とはスペイン語で「井戸」「泉」「地下水」という意味です。
古代マヤ文明の人たちにとってセノーテは飲み水であり、貴重な生命線でした。
ですから当然、セノーテは神聖視されてきました。(他の古代文明と違って大河が近くにありません。)

「セノーテ」はダイビングポイントの名前ではなく、実はたくさんあるんですね。
そしてダイビングするセノーテごとに、それぞれ名前がついております。
例えばチャック・モール、ドス・オホス、エデン、タージマ・ハ、などなど。

どのセノーテもジャングルの中にあります。エントリー・エキジットの風景はこんな感じ。
そしてセノーテは基本、淡水ダイビングです。飲み水になってたくらいだからね。(だから器材も洗いません!(笑))

セノーテは本当にいろいろな形がある。
成り立ちを話すと長くなっちゃいますが、ざっくり言うと、数十万年前の氷河期にできた鍾乳洞が水没してできた水中洞窟、です!

この水中洞窟は世界最大となるそうで、その長さなんと347km!!!
今も探検家たちが調査しているそうで、まだまだ伸びそうです…。すごいですね!!!

ここで、ダイバーならひとつ、知っておかなきゃいけないこと、気になることが出てきますね。それはもちろん「潜れる範囲」。

cavern(カバーン)とcave(ケーブ)は、どちらも洞窟という意味ですが、ダイビングでは明確に使い分けられています。ダイビングで「カバーン」と言うと、それは自然光が見える範囲内のことで、出入り口がすぐ目視できるということ。「ケーブ」はそれより先のエリアのことになるんです。僕らが遊ぶのは当然、「カバーン・エリア」です。
すぐに直浮上できる場所は「オープン・ウォーター・エリア」ですね。セノーテでもOWエリアではシュノーケリングを楽しんでいる人たちはいっぱいいますよ〜。

潜り始めて少し先に進むと、こんな看板が!!(゚o゚;;
カバーンとケーブは繋がってますから、間違って先に進まないようになってます。ビビりますね!!(看板の先にいるのは高度なトレーニングを受けたケーブダイバー。追いかけちゃダメです!)

カバーンエリアの奥からOWエリアの方を見ると、こんな感じです!
アドベンチャー感がたまんない!!

水中で鍾乳石が見られるところもあります!(数十万年の歳月を想うと、絶対に折れない…。)
ふるい〜い化石なんかも見れちゃう。(触っても平気!!?)
あと面白かったのは、ハロクライン!(海と繋がっているところは、淡水と海水がきれいな層になっている!)

まだまだ話したいですが、例によって長くなってきたのでこの辺で〜。
お店が営業再開したら、セノーテセミナーでもやりますね!

ちなみに、年明け2021年にセノーテツアーやりますよッ!!(コロナどうなる!?)
気になる方は今からでもお問い合わせお受けします〜。

遊ばないとね!!(僕は遊んだから働かないと!?)

明日は木曜担当、伊東さん!
お楽しみに!!!

 

P.S. 皆川様、写真提供ありがとうございました!