ども。栗原です。
個人的には2014年以来、4年ぶりの女川で潜ってきました!
率直な感想は、やっぱり楽しい!ですね。
ここの海ではダンゴウオが普通種で、毎ダイブで観察できました!
ダンゴウオも周りの環境に合わせて擬態するので、伊豆の環境で見るダンゴウオとは同じ種でも体の色や模様がちょっと違います。それに慣れるまでは「えっ、どこ?」ってなります。(笑)
伊豆で見るダンゴウオは大体、海藻についてますが、こちらは岩の隙間にいるって感じです。
もう一つ、印象的な魚はフサギンポ!
僕らがイメージするギンポは小指サイズの可愛らしいやつらばっかりですが、このギンボはデカイ!!
小脇に抱えられるくらいデカイです。(笑)
そしてこの時期の見所はアイナメの抱卵!この卵のボリュームったらない!
茶碗10杯分くらいありました〜!メス4匹分くらいの卵だそうです。
そして、どうしても見たかった鮭の遡上と産卵!
11月中旬がピークとのことで、バッチリ見れました!
自分も川の中に入るので、見るというより、体験したという感じ。
鮭は水深が浅いところをまわりの岩に体をぶつけながら、こすりながらあがってくるので、みんな体がボロボロ。
ヒレもボロボロだし、体のウロコもほとんどなくなってしまっているものばかり。
泳いでいるというより、のたうちまわりながら産卵しているといった感じです。
まわりは亡骸になった鮭もたくさん転がっていて、まるで戦場のようでした…。
最後の命を振り絞って産卵している姿には、言葉も出ません。
命をかけて産んだ卵。こんな卵が川底のあちこちに落ちているので、移動には細心の注意が必要です。
のたうちまわる鮭を見た後に、この卵、間違ってもつぶせませんよね…。
ツアーの最後は牡蠣で昼食!
震災のときには牡蠣の養殖棚もすべてダメになってしまったわけですから、こうして今、牡蠣を食べられるというは、被災した人たちの途方もない努力の証なんですよね。
この牡蠣にも本当にいろんな想いがつまっているんだと思います。
本当に美味しかった!!!
いやぁ、また行きたいなぁ。
行ったことがない方はぜひ、体験してみてくださいね!
ご参加してくださった皆様、ありがとうございました!