
宮本祐です。
先週末はパパラギ夏の三大生態観察ツアー、「クマノミのみ」 ツアーでした!
映画「ファインディング・ニモ」の大ヒットにより、 ダイバー以外にも圧倒的な知名度を誇るクマノミ。
この生物に出逢いたいが為にダイバーを目指した方も多いのではな いでしょうか?

牧田様よりご提供いただきました!ありがとうございます!
本来、伊豆の海でクマノミは「死滅回遊魚」と呼ばれ、 冬を越せずに居なくなってしまう魚でした。
しかし近年、伊豆でも産卵活動が盛んに行われ、 多くのダイバーを喜ばせてくれています。
ブリーフィングにて観察方法や生態のレクチャーを行なったら、 いざ実践!
普段は臆病で、 近づけばすぐイソギンチャクに隠れてしまうクマノミも、 産卵シーズンは家を卵を守ろうと必死です。
迷惑そうにこちらを見るクマノミに、 少しだけ失礼してとにかく撮影!
動かずに25分間クマノミのみ。
SDカードは大容量のものがオススメです笑

クマノミの卵は、産卵〜ハッチアウトまで約10日間、 両親に見守られながらスクスク育ちます。
よーく見れば眼や形まではっきりと!
親離れの時は近そうです!
実は今年はクマノミ産卵の当たり年!(宮本調べ)
恐らくあと2回は産卵するでしょう。
エアやロストなどを気にせず観察できるのも伊豆の海の良いところ。
興味のある方は夏の間に是非!
生命の神秘を感じに行きましょう〜!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
みやもと